HIVに罹患する確率は世界に比べて日本は多い?

主要先進国ではHIVの感染率が減少傾向にありますが、厚生労働省エイズ動向委員会による発表では、日本は横ばいで推移しています。
近年では検査を受けたり相談にくる件数も減少してきており、早期発見のために定期的に検査を受けることが推奨されています。

HIVの主な感染経路は性的接触ですが、その中でも特に同性間の性行為が原因になっているものが多くあります。
特に男性同士の性行為では肛門を使ったセックスをするため、精液や血液に触れる可能性が高くなります。
HIVは精液や血液の中に含まれており、一定量以上のウイルスが傷や粘膜を通して体内に侵入すると増殖をはじめ、感染する確率が高くなります。
HIV自体は感染する確率は非常に低いものの、他の性病を持っていると感染確率は大きく上昇するので、他の性病にも気を付けておく必要があります。

感染しても長い間無自覚で症状も出ないため、検査を受けていないと知らない間に別の人に移してしまう危険性も高くなります。
日本においてHIVが減少しないのは、検査が浸透しておらず、症状が出ていない時期にウイルスを広めてしまうことが多いためです。
検査をして適切な処置をしていれば寿命を全うすることも可能な病気ですので、早期発見、早期治療が重要です。

同性間のセックスのほうが男性と女性のセックスよりも感染する確率は高いものの、男女のセックスでも安心することはできません。
他人の粘膜や血液に触れるということは少なからずリスクがある行為ですので、自分の身を守るためにもしっかりとした知識を身に付けるようにしましょう。
しっかりとした対処をしていればセックスができなくなるわけではありません。
お互い検査を受け安全を確認し、不特定の人と関係を持たないようにしたり、避妊具を正しく使うことによってリスクを抑えることができます。
男女のセックスの場合は女性のほうがリスクが高くなりますので、自衛のためにも知識を身に付けておきましょう。

HIVの検査はどこで受けられる?

HIVの検査方法は様々あります。
最もコストを抑えて検査をするのであれば、保健所が定期的に行っている匿名で受けることができる検査に行くと良いでしょう。
予約が必要な場合もありますが、予約なしで受けることができる保健所もあり、検査のためのルールは各保健所によって異なります。
定員がありますので、多くの人が検査に来て定員に達してしまうと、早めに打ち切りになってしまうこともあります。
終了時間ぎりぎりに行くのではなく、なるべく早い時間に行くようにしましょう。

検査の種類も、即日で結果がわかるものと数週間後に結果が出るものがあります。
結果を聞きに来るために予定を空けなくてはなりませんので、忙しい人は即日検査を行っている保健所を探すと良いでしょう。
結果で陰性となった場合は安心しても大丈夫ですが、抗体ができるまでに時間がかかるため、心配なことがあってすぐに調べに来ても正しい結果とならない場合があります。
この検査結果に出ない期間のことをウィンドウ期と呼び、心配なことから3週間程度経ってから来るようにしましょう。
陰性となれば安心しても問題なりません。
本来であれば陰性でも稀に偽陽性となることがあるため、陽性になったら再度詳しく調べなくてはなりません。

病院で有料で検査ができるところもあります。
海外の渡航などで検査の証明が必要な場合は病院で受けると良いでしょう。
保健所で匿名で受ける検査では証明書の発行は行っておりません。
検査キットで自宅で検査する方法もあります。
検査キットは通販で購入することができますが、自分で採血をしなくてはならないため、十分な血液を送れるように正しくキットを使いこなすようにしましょう。
こちらも即日では結果がわかりませんので、結果が出るまでしばらく待つ必要があります。